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2026/10/5

トイレやお風呂の交換、補助金は使える?使えない?分かれ目はどこ?

トイレやお風呂の交換、補助金は使える?使えない?分かれ目はどこ?

「トイレを替えたら、国から補助金が出るって聞いたんやけど」

「お風呂も古いし、どうせなら補助金を使って一緒に直したい」

最近、こうしたご相談をいただくことが増えています。

結論から言うと、水回りの工事で補助金が使えるかどうかは、「何を一緒に工事するか」で分かれます。

同じトイレの交換でも、使える家と使えない家があるのです。

この記事では、2026年度の国の制度をもとに、その分かれ目を整理してみます。

工事前のトイレ。東大阪市今米の戸建て
工事前のトイレ。東大阪市今米の戸建て

補助金が使えるのは、どんな工事?

中心になるのは「みらいエコ住宅2026事業」

水回りのリフォームでいちばん関わりが深いのが、国の「みらいエコ住宅2026事業」です。

ただし、この制度は家の断熱をよくするための補助金です。

そのため、1つの部屋で、窓の断熱と、床・壁・天井いずれかの断熱を一緒に行うことが条件になっています。

この条件を満たしたうえで、水回りの設備を足すと、その分が上乗せされる仕組みです。

上乗せされる水回りの設備

たとえば、次のような設備が対象になります。

  • 節水型トイレ:掃除しやすい機能ありで34,500円、なしで31,500円(1箇所あたり)
  • 高断熱浴槽:48,000円
  • 浴室乾燥機:27,600円
  • 節湯水栓:1箇所9,000円
  • キッチンの対面化:106,800円(壁付けのキッチンを替える場合)
  • ビルトイン食器洗機:30,000円

ここでいう「掃除しやすい機能」とは、総高さ700mm以下、背面のキャビネットにタンクが収まっている、便器の中の除菌機能がある、のいずれかのことです。

対象になるのは、登録された製品だけ

もう一つ大事なのが、事務局に登録された型番の製品しか対象にならないことです。

たとえば、LIXILのアメージュ便器は登録があり、31,500円の対象になっています。

「節水型と書いてあるから大丈夫」ではなく、型番で確かめるのが確実です。

工事後のトイレ。便器を交換し、壁の色を変えた
工事後のトイレ。便器を交換し、壁の色を変えた

補助金が使えないのは、どんなとき?

水回りの交換だけのとき

一番多いのがこのケースです。

トイレだけ、お風呂だけを替える工事では、みらいエコ住宅2026事業には申請できません。

先ほどの断熱工事が、どうしても必要になります。

合計が5万円に届かないとき

補助額の合計が5万円以上でないと、申請そのものができません。

節水型トイレ1台だけでは、この金額に届かない計算です。

登録していない業者に頼んだとき

この制度は、お客さんご本人ではなく、登録した事業者しか申請できません。

ミライ工務店は、この登録を済ませています。

期限を過ぎたとき

予約は2026年11月16日まで、交付申請は12月31日までです。

ただし、予算に達するとそれより前に締め切られます。

また、工事前の写真が必要になるので、工事を始めてからでは間に合わないこともあります。

工事前の浴室。タイル張りのお風呂
工事前の浴室。タイル張りのお風呂

断熱工事をしなくても使える制度

「窓や壁まではさわる予定がない」という方でも、使える制度があります。

給湯器の交換

「給湯省エネ2026事業」は、エコキュートなどへの交換が対象です。

こちらは断熱工事がいりません。

補助額は、1台で最大10万円です。

ご家族に要介護・要支援の方がいるとき

介護保険の住宅改修では、手すりや段差の解消などに上限20万円が使えます(自己負担は1〜3割)。

工事を始める前に申請が必要です。

大東市にお住まいの方

大東市には、重度障害者の住宅改造(上限80万円)や、空き家を買ってリフォームする場合の補助(基本20万円、最大75万円)があります。

どちらも、工事や契約の前に市への相談が必要です。

2つの制度を組み合わせる方法も!

「給湯器も替えたいし、窓も寒いし、お風呂も古い」

そんなときは、制度を分けて使う考え方があります。

給湯器は、補助額の大きい「給湯省エネ2026事業」で申請します。

窓とお風呂やトイレは、「みらいエコ住宅2026事業」でまとめて申請します。

ただし、同じ給湯器を両方の制度に出すことはできません。

どの工事をどちらに入れるかで、受け取れる合計が変わってきます。

工事後の浴室。タイル張りからユニットバスに替えた
工事後の浴室。タイル張りからユニットバスに替えた

大切なのは、補助金ありきで工事を決めないこと

補助金は、条件が合えばとても心強いものです。

ただ、補助金のために予定になかった工事を足して、かえって出費が増えてしまっては本末転倒です。

判断の目安になるのは、たとえばこんなことです。

  • 冬に寒い部屋、結露する窓があるか
  • 給湯器を使い始めてから、何年くらい経っているか
  • ご家族に、手すりや段差の解消が必要な方がいるか
  • 11月の予約の期限までに、工事の中身を決められそうか

「うちの場合、どれが使えるんやろう?」

そう思ったら、まずは見るだけでも結構です。

どの制度に当てはまりそうか、工事の前に一緒に確かめます。

東大阪市今米の戸建て。梁を見せた天井と幅広の木目の床で通したLDK
東大阪市今米の戸建て。梁を見せた天井と幅広の木目の床で通したLDK

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公開: 2026/10/5 / 更新: 2026/10/5